02日 12月 2023
おしっこを少しちびってしまった馬券師、 「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、百まん〜」 どんどん値段は上がっていく。 『よしよし、もっと上がれ!』 と思っていると今度は下がり始めた。 「じゅうまん、いちまん、せん、ひゃく、じゅう〜 マイナス十、マイナス百〜」 『なんならこれは?こんなんあるのか。』...
02日 12月 2023
それでは次の鑑定依頼人どうぞ。」 「歌舞伎町からきた馬券師さんです。」 馬券師はなんでも鑑定団に出ていた。 「お宝というのはこちらの観音様ですか、どのようにして購入されたんですか?」 今田耕司がたずねた。 「へぇ、実は知り合いの寺からパクって〜、ではなくてですね、借金のかたに貰いました。」...
02日 12月 2023
「鉄冠子〜、帰ったぞ。しかしあの柳生の忍者はなんなら?」 「おう馬券師生きて帰ってきたか。あの忍者お前にもきたか?あれはなんかわからんけどかなわんのや。わしはノラエモンの腹のポケットの中に隠れとったけどな。たぶん国の刺客やぞ気をつけなあかんで。それよりしばらく旅に出てくれんか?」 「今帰ってきたばかりでか。」...
02日 12月 2023
馬券師は夢の中にいた。 なぜか先生だった。 ヤンキー生徒達が馬券師をとり囲んでいる。 「先生よぉ、俺たちにも競馬教えてくれよ!」 「よお〜しわかったわかった。けどやりすぎには注意しろよ。競馬とゆうのは昔ダービー卿とゆうのがおってだな…」 生徒達に楽しく教えている。すると、 「新宿〜、新宿〜」とどこからか聞こえてきた。...
02日 12月 2023
柳生忍者との死闘に疲れた馬券師はよだれをたらしながら眠っていた。 すると誰かがまた前に座った。 『こんどはどんな女の子かな、へへっ。」 と喜んで薄目を開けると角切りのゴリラが座っていた。 『上野動物園から逃げてきたか?とっととオリへ帰れ』と思っていたら、こいつ何処かで見た事がある。たしか警視庁24時に出ていた京都府警の鬼警部 やで。...
10日 6月 2023
(この話は一時的に冬となります) 電車の中で鼻ちょうちんを膨らませながら眠りこける馬券師。 国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった… しばらくするとまた前の席に誰かが座った。 片目を開けてみると小学生くらいのじゃりだった。 『なんだじゃりか、ロンパールームはすっこんどれよ…』 ギロっとまんまるい目でこちら睨んでいたが、...
10日 6月 2023
寺を後にした馬券師はチンチン電車で名古屋まで出て東海道熱海行きに乗って東京へ向かった。 柳生忍者との壮絶な戦いに疲れたのか電車の中で爆睡していた。対面式の椅子で客はほとんどいない。 はっと目をさますと、目の前に若いギャル風の女の子が座っていた。ミニスカで少し頭を下げるとパンツ丸見えである。 『人生苦あれば楽あり、水戸黄門の唄にもある。...
10日 6月 2023
馬券師がなげた手裏剣が頭に直撃して痛がる月玉。 「百円でカルビーポテトチップスは買えますが、カルビーポテトチップスで百円は買えません。あしからずby藤谷美和子。食事をするときはボリボリ音を立てずに食えって親に言われなかったか?」 そしてその手裏剣を見てみるとそれは馬の蹄だった。 ...
10日 6月 2023
にきゅうさんを死なせてしまった馬券師は自給自足の生活に入った。食べ物は鮎釣りで釣ってきた魚を串に刺して塩焼きにしたり、野鳥を空気銃で撃って焼き鳥にして食べた。(空気銃はサンダーボルトを使用…) 人に会わない事によって柳生草術を使わせなかった。 「流石、馬券師。これでは五車の術が使えない。 しかし、ひもじや。しばらくなにも食べていない。...
10日 6月 2023
「お許しを和尚さん、どうせ私は地獄に堕ちる身。 しかしながら今は御仏の力をお借りしてある人間を葬りさらねばならぬのです。そうでないと私の仲間が沢山死ぬことになります。ああ〜哀しや。あなた様のお命を借りることは、すなわち御仏の力を借りることなのです。わかって下さい和尚、ああ〜哀しや。」 首を絞め終わると月玉は闇夜に消えていった。...

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